「FIREしたいけど踏み出せない」—50代会社員ブロガーの葛藤

FIRE

仕事に意義を見いだせなくなった日々

私は50代の会社員で20代の頃からコツコツと働き続け、家庭を支え、資産もそれなりに築いてきた。最近では、FIRE(Financial Independence, Retire Early)を意識するようになり、貯蓄や投資を増やしている。

しかし、ここ数年、仕事に対する意欲がどんどん薄れてきた。新しいプロジェクトに取り組むたびに「またこれか」と感じ、達成感も薄い。若い頃は「この仕事が誰かの役に立っている」と思えたが、今はただ淡々と業務をこなすだけの日々。ふと気づくと、仕事の意義を見失っていた。

そんな中で、FIREという選択肢が現れた。好きなことをしながら生きる自由な人生。それはとても魅力的に思えた。

FIREに向けた準備と資産状況

私は数年前からFIREを意識し、節約と投資を強化してきた。生活費を見直し、無駄な支出を減らし、投資のポートフォリオを整えた。現在の資産状況を考えれば、完全リタイアは難しくても、セミリタイアなら可能かもしれない。

ブログの収益も少しずつ伸びてきており、これを本格的に育てていけば、FIRE後の収入の柱にできる可能性もある。FIREの準備は着実に進んでいるはずなのに、私はまだ会社を辞められずにいる。

FIREに踏み出せない理由

1. 収入がゼロになる恐怖

会社を辞めるということは、安定した給与がなくなるということだ。投資収入やブログ収益があるとはいえ、それだけで生活できる保証はない。「思ったよりお金が減るスピードが早かったら?」「大きな出費があったら?」という不安が常につきまとう。

2. 社会とのつながりの喪失

会社を辞めると、日々の人間関係が大きく変わる。今の職場の人間関係が特別好きなわけではないが、それでも雑談を交わしたり、誰かと協力して仕事をする時間がなくなるのは、想像以上に寂しいかもしれない。

3. FIRE後の生活のイメージが明確でない

「FIREしたら何をするのか?」これは大きな問題だ。私はブログを書いているし、中国語の勉強もしている。でも、それだけで一日が満たされるのか? 何か目標がなければ、結局「暇を持て余すだけの人生」になってしまうのではないか、という懸念がある。

4. 家族や周囲の反応

FIREをしたいと話すと、家族や友人から「まだ早いんじゃないか?」と言われることが多い。「せっかく築いたキャリアを捨てるのはもったいない」「老後資金は大丈夫なのか?」という声を聞くと、自分の選択が正しいのか分からなくなる。

FIREに向けたこれからの課題

踏み出せない理由を並べてみると、FIREそのものが問題なのではなく、**「不確実な未来に対する不安」**が原因なのだと気づく。ならば、やるべきことは「不安を減らすこと」だ。

1. 収入源を増やす

投資だけでなく、ブログや他の副業の収益をもっと安定させる。理想は、FIRE前に「会社の給料がなくても暮らせる状態」を作ること。これができれば、精神的な安心感が大きく変わるはずだ。

2. FIRE後の生活を具体化する

「何となく自由になりたい」ではなく、具体的なプランを考える。朝はブログを書いて、午後は中国語の勉強、その後は運動や趣味の時間…というように、理想の一日を明確に描くことが大切だ。

3. 部分的なリタイアを考える

いきなり完全FIREではなく、まずは週3勤務やフリーランスとしての働き方を試す。少しずつ「会社員以外の生活」に慣れることで、不安を減らしていけるかもしれない。

4. 周囲の意見に左右されすぎない

最終的に決断するのは自分。家族や友人の意見は参考にしつつも、自分の価値観を大事にする。長い人生をどう生きたいのかを、改めて自問自答することが重要だ。

まとめ:FIREは「ゴール」ではなく「手段」

FIREに憧れるのは、仕事に意義を見いだせなくなったから。でも、本当に大切なのは「何をしないか」ではなく、「何をしたいのか」なのかもしれない。

仕事を辞めること自体が目的になってしまうと、FIREしても満足できない可能性がある。だからこそ、今のうちに「FIRE後にやりたいこと」を明確にし、不安を減らす努力を続ける。

私はまだ会社を辞められずにいる。でも、少しずつ準備を進め、FIREに向けた道を歩んでいく。未来の自分が後悔しないように。

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